家族の風景 [本]
わたしにとっての究極の父像は黒澤明さんです。
とは言えこの一冊(ご令嬢黒澤和子氏著)しか読んでないんですけど。
(あたしこんなんばっかですね。。。すんません)
言わずと知れた「世界のクロサワ」。しかし和子さんが描くのは
絵に描いたような明治生まれのおやじさん。
今では幻になりつつある怖いもの→「地震・雷・火事・親父」そのものです。
真摯に美味いものだけを求めるワンマンお父上のため
日々腕をふるう黒澤家の女性の料理話が満載の一冊です。
わがまま気ままにおいしいものを要求しつつも、強い思慕と尊敬の念を娘に遺す父。
そうなりえたのはきっと
黒澤明氏の信念がまっすぐ和子氏に伝わっていたに他ならないと思います。
親から子へのメッセージは、けしてわかりやすいものである必要はないはずです。
子は親の日常を見ています。何気ない一挙手一投足からにじみ出る想いを通じて
そのメッセージを判断するのだと思うのです。
家族、というテーマでもうひとつ、必ず思い出すのがハナレグミの「家族の風景」。
SUPER BUTTER DOGのナガズミタカシさんのソロユニットです。
シンプルな、少しせつない音に
「どこにでも、あるような、家族の風景」と何度も繰り返されるシンプルな曲。
これを聴いたみなさんは何を感じるのでしょう。
もう戻れないいつかの温かな場所か、夢にまで見た家庭の温かさか。。。
---家族なんて、そんなもんだ---
「そんなもん」はなんて多彩で多岐に渡ることでしょう。
しまった、ジャンルどうしよう・・・・・・・・・焦
ちょっと、読んでみたいな。探してみますね。
なんか「親父さん」っていう感じの年配の方って、カッコイイです。
by (2005-05-11 18:40)
「ファンです!」の一言に、狂喜乱舞でございます。ありがたやー!!
ちょくちょく遊びに伺いますね!ウチにも11歳の、さばトラ柄の宇宙一かわいい?メスにゃんこがいますよ。つい最近、歯周病がひどくなって4本も抜歯しました。あー、でも、ゴハンを食べるには差し支えないらしいっす。
悲しいけど「老い」を認めなきゃイカンのでよねえ(涙!)
。。。あたくしの、理想の父親像・・原田芳雄さん。だーい好き!違う意味のパパでも大歓迎ですわ。
by はなママ (2005-05-11 20:14)
>せきせいかんこさん
ふんわりした気分になれる本ですよ。昔ながらのニッポンの、口やかましい←→温かい雰囲気を満喫できます。大オススメ♪
>はなママさん
きゃーっ!!!!来て下さってありがとうございます!感涙
さばトラ柄・・・非常に気になります。微笑
by aiaiai (2005-05-11 20:43)
私も黒澤ファンなので昔読みました~。
黒澤監督の人柄が感じられる良書ですよね。
by ピカチュウ (2005-05-11 22:18)
おおお!男性の目から見ても良書とは♪心強いです!
by aiaiai (2005-05-11 23:46)