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でも、そんなことは言いません。 [本]

人間のパートナー
犬もそうだけど、
猫ってステキなパートナーだと思いませんか?

本屋さんで、ステキな絵本、見つけました。
個人的にaiaiaiさんにささげる一冊です(笑)。

 

ポテト・スープが大好きな猫

ポテト・スープが大好きな猫

  • 作者: T. ファリッシュ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/11/29
  • メディア: 大型本

ほんとにステキな1冊。捧げられてしまいました。笑

内容についてのプレビューは断然かんこさん記事のがわかりやすいので(爆)

ここでは割愛。

 

 

あるところにのんびり暮らすおじいさんと、そのねこの話。

おじいさんのお得意はポテトスープ。いつも2人(?)で仲良く食べる。

お互いにお互いが、とっても大切。

 

「でも、そんなことは言いません。」

 

何度となく繰り返されるこのフレーズ。

「そんなこと」を言わない?言う必要がない?言いたくない?

ううん、「そんなこと」を言う・言わないなんて、どーでもいいんだ。

 

 あなたがそばにいるだけで。

 

言葉やカタチに縛られっぱなしのaiaiaiにはっとした。

言葉やカタチが変わらないなんて、誰が言ったんだろう。なんで信じたんだろう。

もっともっと変わらないものだって、ほんとはいっぱいあるのにね。

それにそれに、そっちの方がもっと素敵なのにね。

なんか、損した気分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

いや、気付いてむしろラッキーなのか。かんこさん、教えてくれてほんとありがとでした♪

まさに、だんなくんとうちのねこを見るようだったこの絵本。

ほんとaiaiaiをよくわかっていらっしゃる^^;;これからもよろしくお願いします!

 

 

TB宣言してからどえらい時間が・・・・・・ごめんなさい。。)


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『大事なことはみーんな猫に教わった』 [本]

地位や、名誉、損得、後先を考えてはいけません。
ただひたすらそのときしたいように、勝手気侭してればいいのです。だって猫なんだから。
それでも、許されるには・・・・・・・・?
 
作者の飼う猫のビンキー。
おなかが空いたら食べるし、空いてなければ食べ物をおもちゃにするし。
そもそも世界のすべてが自分のおもちゃだし。
ねこを飼った、もしくは飼っている人からしてみれば、おなじみの困った行動の数々。
でもね、そこにはねこなりの哲学があるのです!?
 
作者のほのぼのとした視点・絵。そして谷川俊太郎さんの温かい訳。
ねこを飼ったことのあるひとも、ないひとも
きっと肩の力がほっと抜けるはず!のねこ哲学。
元が絵本なのでさっと読めちゃうけど、
そのあとじんわりと何か温かいものが広がります。
すでに猫好き!な方も、猫興味なし、な方も、はたまた猫がきらいだ、という方にも
オススメしたい一冊。
 
大事なことはみーんな猫に教わった

大事なことはみーんな猫に教わった

  • 作者: スージー ベッカー
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1997/12
  • メディア: 文庫

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読書・料理・音楽鑑賞 [本]

と書くとまるでウソ臭いaiaiaiの趣味…ほんとなんだもんっ(笑)

読書、もちろん料理本も含まれます。
大好きなのは川津幸子さんとケンタロウくん。
いろいろ読んできましたが、ここ数年すっかり落ち着いてます。

共通するのは、現実的かつスタイリッシュなレシピであること。
さらにレシピの合間にこぼれる文章が、とっても温かいんですよね。
お料理上手な友人が、先輩が、はたまた彼氏が(?笑)
雑談の合間にちょっとしたコツを教えてくれてるかんじ。
で、これがちょっとした読物としてもウレシイ。
電車で、職場で、部屋で。食前食後関わらず(笑)
ちゃらっと読んでます。

おいしそうな写真や温かい文章から流れるストーリーを楽しむのも、
結構イイですよ。
むしろ「何作ろうかな?」で開くこと、案外少ないかも…


コイツにとっちゃただの踏み台ですけどねっ(笑)


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いのちあってのものだね [本]

を、「命あってのものだよね!」風に思ってたことある人、手挙げて~

(え、みんなそうでしょ?でしょ?ねっ??)

 

 

高校んとき倫理の先生がいーつも口にしていたのが

「ウメハラ(梅原猛氏)」「カワイ(河合隼雄氏)」

そこに関わる話がとってもおもしろかったので、本屋で探してみました。・・・・・・・が。

難解ちんぷんかんぷん。がんばって読み進めるも

単語ひとつひとつがちーーーーーとも頭に入ってこない。

 

こりゃだめだー、と放棄してたのがコレ。

とりかへばや、男と女

とりかへばや、男と女

  • 作者: 河合 隼雄
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1991/01
  • メディア: 単行本

で、ベストセラーったら多分読みやすいでしょ!と買ったのがコレ。
こころの処方箋

こころの処方箋

  • 作者: 河合 隼雄
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1998/05
  • メディア: 文庫

確かにだいぶ専門用語は減ってました。でも内容に深い造詣を受けたかっつーとうーん・・・・・

 

そして本棚に眠りっぱなしだったこの本を久々に開いてみたら。

今度はことばが、すーーーーーーーーーーーーーっと染みこんでくるんです。

同じ本なのに、不思議にさえ思える変わりっぷり!

こんなに変わるんですねぇ。。7年の歳月を実感してしまいました。

 

内容は日常こころの中で起こる、いろんなことへのこころもち。

心理学の権威の書く文は、押しつけでも決めつけでもありません。

失礼を承知であたしの感想は「知ることは何もなく、共感が深い書」

覚えのある感情をとてもわかりやすいことばで言ってもらえます。

でも覚えのないことに関しては単なる抽象的な文章にしか見えません。

こころもちって、学ぶものでも心構えを持つものでもなく、ただ経験だと思うのです。

とても前向きな評価をすればこの7年間、

もしかするととっても有意義な経験をさせていただいてたのかも知れません。

 

水のように染み込んできたことばの数々で気づいたこと。

これまでに「ありがとう」を言えるようになっていた自分に少し驚きつつ

とてもしあわせな気分になりました。

涙も枯れ果てるほど泣いたことも、砂を噛む思いも、叫びだしそうになったことも。

そしてもちろん温かい気持ちになったことも。すべてに、ありがとう、ありがとう、ありがとう。

 

この本は今の自分を映し出してくれる鏡でした。

あのときはだから何も映らなかったんだろうなぁ。


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家族の風景 [本]

わたしにとっての究極の父像は黒澤明さんです。

とは言えこの一冊(ご令嬢黒澤和子氏著)しか読んでないんですけど。

(あたしこんなんばっかですね。。。すんません)

黒澤明の食卓

黒澤明の食卓

  • 作者: 黒沢 和子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2001/06
  • メディア: 文庫

言わずと知れた「世界のクロサワ」。しかし和子さんが描くのは

絵に描いたような明治生まれのおやじさん。

今では幻になりつつある怖いもの→「地震・雷・火事・親父」そのものです。

真摯に美味いものだけを求めるワンマンお父上のため

日々腕をふるう黒澤家の女性の料理話が満載の一冊です。

 

わがまま気ままにおいしいものを要求しつつも、強い思慕と尊敬の念を娘に遺す父。

そうなりえたのはきっと

黒澤明氏の信念がまっすぐ和子氏に伝わっていたに他ならないと思います。

親から子へのメッセージは、けしてわかりやすいものである必要はないはずです。

子は親の日常を見ています。何気ない一挙手一投足からにじみ出る想いを通じて

そのメッセージを判断するのだと思うのです。

 

家族、というテーマでもうひとつ、必ず思い出すのがハナレグミ「家族の風景」

SUPER BUTTER DOGナガズミタカシさんのソロユニットです。

音タイム

音タイム

  • アーティスト: ハナレグミ
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2002/11/27
  • メディア: CD

シンプルな、少しせつない音に

「どこにでも、あるような、家族の風景」と何度も繰り返されるシンプルな曲。

これを聴いたみなさんは何を感じるのでしょう。

もう戻れないいつかの温かな場所か、夢にまで見た家庭の温かさか。。。

---家族なんて、そんなもんだ---

「そんなもん」はなんて多彩で多岐に渡ることでしょう。

 

しまった、ジャンルどうしよう・・・・・・・・・焦


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アナタはユニクロが嫌いですか? [本]

さらに「IT'S YOUR LIFE」と銘打たれたrelax特別編集版を発見。
旅のお供に、と軽い気持ちで購入。

「所詮ユニクロでしょー?」って言う前に
コーディネートしてみてよ、カスタムしてみてよ、使えるよ、って内容。
先入観のない外人にいきなり送りつけて
こなれた頃に手持ち服とうまく組合せてんのとか、
「著名おしゃれさん」(笑)たちがカスタムしてんのとか満載。
………はい、キターーー!(笑)

別にユニクロに限らず
買ってみたらちょーっと丈が短い、とかありますよね。
いや、あたしはあります結構(^^ゞ
それやったら裾ステッチほどけば伸びるやん!
あ、今着てるやつもちょっと長い方がうれしい!よし!

問題は思い立った吉日が
旅先の特急の中だってこと…
目的地(30分)までにぐるりほどけるのか!?汗

(3cm付近通過!!↓笑)


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『牛への道』 [本]

遡ること○年前。山崎まさよし氏がFM802で番組を持ってた頃のこと。

「めーちゃめちゃおもろいんです(関西弁)。これは全部読み上げな伝わらんと思って。。」と

いきなり本の一章を読み上げ始めた。長いFM生活、そんなん初めてである。

「ナニナニ?」それまでぼーっと聴いてたaiaiaiも聞き入った。・・・ら。

めーちゃめちゃおもろいんである!

こ、これは要チェックや!(byスラダン)とメモった書名は

わからなくなってきました

わからなくなってきました

  • 作者: 宮沢 章夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1999/12
  • メディア: 文庫

翌日本屋へダッシュ。が、ない。あったのは

牛への道

牛への道

  • 作者: 宮沢 章夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1997/04
  • メディア: 文庫

なんだか気の抜けた表紙(失礼)に惹かれ、こっちを購入。・・・したら。

笑うわ笑うわ、そりゃもーひーひー転げ回った。字だけの本で涙出るのは初体験だ

途中aiaiai母が何事かと部屋を覗きに来たのだからその狂乱ぶりが窺えよう。

 

わたしは敢えてここで内容抜粋はしません。が、

(1)VAW(ん?VOW?←オイ)が好き

(2)シュール笑いが好き

なあなたは絶対に要チェックや!本屋で見かけたらとりあえず開いてみてください。

家GWのお供にはかなりオススメでございます。

あ、電車の中とかでは絶対無理ですね。忍耐力に自信のある方、いかがですか?笑


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lingkaran [本]

最近つらつら眺められる雑誌が少なくなりました。

ファッション誌とされる類に興味がわかなくなっちゃって。。はっ、単になのか!?

で、ただいま運命の出会いをしたのがコレ。

 

ひとことで言うなら「自然体で暮らしたい人情報誌」ってなとこですか?

「自分をつくる仕事」って特集で取り上げられるのは

助産婦さんだったり、自然農法をなさってる方だったり・・・

特集の提案もなかなか多岐だし、全体的にエコ寄りなのもいいかんじです。

今号の特集は「結婚」。相方の机の上とかに置いとこうか。え?さりげないっしょ?

 

バックナンバー再販で一気買いしましたが(またかよ)、もはや売り切れもあるそうな。

次号特集は「旅」ですって。

興味ある方はぜひチェックスでございます!(byヒダカトオル氏)

http://www.lingkaran.jp/home.html


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『ニューヨークで見つけた気持ちのいいふたり生活』 [本]

お気に入りの特大Book1stへ。

ここは酔っ払ってPOLGAを衝動買いした思い出の場所・笑

平積みのセレクトや書棚のレイアウトがとにかくaiaiaiと相性バッチリ!

ごきげんなとき、煮詰まったとき、テンションの高いとき、悲しいときの駆け込み寺的存在

今回は何年かぶり規模の怒髪天をなだめるためにやって来ました。

 

ここは写真集も一部立ち読みできるようにしてくれているので

まずはここで熱を冷まします。次にふらふら店内を徘徊。。。

そこで出会ったのがこの本。

一部女性にはおなじみサイトCafeglobeで連載されていた

渡辺葉さんのエッセイをまとめたものです。

 

一言で言って「ふたりで生活するに当たっての超現実的な実用書」

NYでふたり暮らし♪なんて浮かれた内容ではありません。

目次だけを挙げても

限りある空間を気持ちよくシェアするために」

ふたり生活の家計、経済的に独立したふたりなら・・・・・・」

「趣味には、一緒にできるものと別々にするものがある

「父と彼がドキドキの対面-------家族とのつきあい方」などなど。。。

実際近しくなればなるほど重要でありつつ口にしづらい問題について

渡辺さんご夫妻の話はもちろん、周囲のカップルへのインタビューも交え

軽やかな文体で書かれています。

 

テーマはずばり「親しき仲のつきあい方」

でもこれ、何も一緒に住む住まないの問題ではなく

人間関係全般において大切なことですよね。読み進めるうちいつの間にか

友人・職場・家族との関係にも照らして共感してしまいました。

人と関わる以上、そこに必ず空間が生まれる(出たよ「人との関わり」トーク!苦笑)

その空間をなるだけ快適に保てたら素敵ですもんね。

 

読み終わるころにはすっかりわたしの機嫌も直りましたし。

いやほんっと今日の出会いはよかった(^-^)


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江國香織さん [本]

高校んときからはまりましたねぇ。

恋の話ばっかだけど、全作通じて雰囲気は一面の曇り空そのもの

女の子特有のシニカルさ、かつ湿気を帯びた主人公満載。

読後すがすがしい気分になったやつって、多分1冊もないと思う。

ではなんでそんな江國さんにはまりこんだかというと

内容というよりは(すみません)

ときどき胸を貫通するかと思うぐらいに共鳴するフレーズが出てくるからです。

 

例えば

じっとりと汗ばむほどの悪夢にうなされたあと

足先でシーツの感触を辿ることで

意識を現実に引き戻そうとしたりとか(冷静と情熱のあいだrosso)。

 

何一つ難しい言葉でこねくり回した表現なんか出てきません。

簡単なことばを使った、ひどく単純な表現が多いです。

でも普段ものごとのすきまにわたしが落としていた

小さなかけらのような記憶を「はい」って差し出されるかんじ。

それは感触だったり感情だったり衝動だったり味だったりにおいだったり・・・

その対象がちっぽけなものであればあるほど感嘆してしまいます。

なんでそんな的確にこんなこと言い当てれるんだろう、この人。。。ほんとすごい。

 

ずいぶん長いこと読んでますけど

新旧問わずわたしのかけらの宝庫(笑)。いつも必ず感嘆してます、はい。

こういう視点は江國さんの性格なんでしょうか。

読後はいつも

差し出されたかけらを並べて、内省にいそしんでしまいます。

本の内容に思いを馳せることは。。。あんましないっす、実は(笑)。

こういう「好き」ってゆがんでる、かなぁ?


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