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めちゃモテ!&着回し! [本]

ex.めちゃモテメイク早わかり!/フェミニン派○子とカジュアル派○美の着回し1ヶ月

 

この手の見出しを見ない月があるかってぐらい、氾濫しているこの特集。

目に付きだしたのは5年ぐらい前から?

しかもここ1年半ぐらいほんっとあふれかえっています。

でもあたしは言いたい。

一体誰に「めちゃモテ」?

着回しこそが個々の腕の見せ所なのでは?

 

特定の狙ってる人とか、狙ってるジャンルにウケをよくしたいとゆーのなら話は別。

それぞれの目標に向けて頑張るのは自然な姿だと、思う。

でも「めちゃモテメイク」「めちゃモテスカート」「めちゃモテヘア」「めちゃモテバッグ」・・・って

何に向けたベクトルなんだろう・・・むしろ単一的で印象に残らん子になっちゃうのでは?

世の男性たちは、ほんとにこの区別の難しい中から

オンリーワンを選ぼうと思ったはるんやろか?

 

そして着回し特集

確かに楽しいんですけどね、漫画みたいで。でも雑誌買うからには

新しい服や小物を使ったプロのスタイリストさんのコーディネイトをいっぱい見て

自分のスパイスにしたいって気がするんですけど。。。

最小限の服で、時に無理ある組合せとかで

ストーリー仕立ての5頁を毎月とか、おなかいっぱいっす。はい。

あと有名読者も不思議な存在・笑

 

比較的この色が薄かったananやspurにまで浸食してきたこれら。

特にanan「モテ」の2文字を見たときは正直脱力しました。

昔は結構おしゃれさんの読むあこがれ雑誌的な存在だったんだけどなぁ。。。

(遠い目)


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『だからキッチンが好きなんだ』 [本]

土器典美さん(よしみさん、と読む)の本は初めて。

この本も堀井和子さんの本に続いて、立ち読み即買い。

あっさりしたお人柄が伝わる文章で

キッチンと食べ物とに関する率直なお話がたくさん綴られています。

だからキッチンが好きなんだ

だからキッチンが好きなんだ

  • 作者: 土器 典美
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 単行本

 

たとえばキッチンの改装の際

壁面のタイル貼りを段違い(レンガみたいなかんじ?)にすることで

タイル職人さんとの間に生まれた連帯感とか。

(これほんとあったかい空気が伝わってくる話なので、ぜひぜひ読んでください!)

でも「そーなんよねーっっっ!」と大きく頷いてしまったのは

やきそばロールの話。

栄養的にも自分の趣向的にも全くそぐわないはずなのに

普段は絶対目もくれず、どちらかとゆーと軽蔑しがちなのに

時たまどーーーーーしても食べたくなるジャンク丸出しの食べ物。ありませんか?

土器さんにとってはそのイチバンが焼きそばロールなのだそう。

あたしは・・・俺の塩(インスタント塩焼きそば)と

学食にあったあんこと生クリーム2段構えのパン

これ↑については「うっわー、今日学食これしか残ってなかった!」

などと言い訳してはいそいそ食べていた。見栄っ張りめ・笑

しかし卒業後シャバで行方を探すものの巡りあえず・・・

 

土器さんのおっしゃっていた「優等生がグレてゲーセンへ走る気分」にしては

割と頻繁にこれらを食べたくなるわたし。

うーん、かなりのワル?


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『ありがとう』 [本]

とか『ごめんね』とか『だいすきだよ』とか。

シチュエーション別に共感したフレーズを集めた本って

最近よく見かけますね。

たとえば曲のフレーズだったり、漫画の台詞だったり。

意外と身近なところに、素晴らしいことばはたくさん落ちています。

(たとえば「あきらめたらそこでゲーム終了ですよ・・・」byスラムダンクの安西先生とか)

 

でもねぇ・・・

「フレーズ集」となってそのことばたちを見ると、急に輝きを失って感じてしまう。

その前後にある背景やストーリーを切り落としたら

ただの日本語の一節でしかなくなってしまうような気がして。

あたしだけかなぁ。

 

パワーはことばそのものにあるのではなく、人から発してことばへと宿るもの。

「ことだま」ってこれなんだよだなぁ。

やっぱしもー少し普段の日本語を大切にしゃべらなきゃなぁ、なんて思ったりしますね。

「もー少し」とか書いてる時点で既にあやしい・笑)


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『朝ごはんの空気を見つけにいく』 [本]

堀井和子さんが、周囲のさまざまな人に

「朝ごはんは何をどんなふうに食べてるの?」と尋ねた本。

そういえばランチやディナーと違って

朝ごはんって、たいていの場合100%プライベートな時間

その答えも多種多様で、立ち読みの時点から相当引きこまれてしまいました。

もちろん即お買い上げ・笑

 

朝ごはんの空気を見つけにいく

朝ごはんの空気を見つけにいく

  • 作者: 堀井 和子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: 単行本

 

インタビューのお相手も多種多様。

料理スタイリストである堀井さんのお仕事関係はもちろん

ご家族・親戚の方々まで登場します。

まだストレートで紅茶を飲めない年代の姪っ子ちゃんの答え、かなりかわいいです。

 

トースター・食器・飾る花・メニュー・遠い昔食べた朝ごはんの記憶・・・

それぞれの持つこだわりは違うけれど、共通しているのは

みんな自分を心地よくするため、自然と行き着いた合理的な「イチバン!」ばかりだということ。

朝は一日の始まり。だからできるだけリラックスしたい、テンションを上げたい。

でも時間ばかりがゆったりあるわけじゃないから、無駄なものはいらない。

朝それぞれが包まれている空気は、すなわちその人の持つ空気につながる。

この本にたくさん出てくる人たちのこと、わたしは全く知らないけれど

少ぅしその空気、ご相伴させて戴いた気がします。

 

で、読み終わってふと思い起こすのは

やっぱりうちのトーストと紅茶の匂いだったりするんですよね。

うちの朝ごはんの空気はそれだから。

わたしの持つ空気は、どんな風なんだろう?


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山田詠美さん [本]

中学のときかな、そろそろコバルト文庫以外の本を読もうと思ったのは。

そのとき友人を見て最初に買ったのが

『放課後の音譜(って書いて「キイノート」だった気が)』←いーかげん・・・

 

放課後の音符(キイノート)

放課後の音符(キイノート)

  • 作者: 山田 詠美
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1995/03
  • メディア: 文庫

さらに実は内容についてもうろ覚えなのですが(ほんとすんません・汗)

15年経ってもなぜかこのフレーズだけ鮮明に覚えてる。

「爪の面積が変わったって誰も気にしやしないのに」

主役の男の子が、女子の甘皮の手入れを見てのシーン。

そりゃごもっともな一言なんだけど、

ふつーのことをすっぱり言い放つ冷ややかな観点が衝撃的でした。

 

未だに甘皮見る度、毎回思い出すこのフレーズ。

刷り込みってスゴイ。

でも多分山田さん読んだのあれだけだなぁ・笑


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